逆SEOの前にやること

逆SEOの前にやること

逆SEOの前にやることがあります。

 

【1】本人に削除してもらう

ここはやらない方がよかったりしますが、とりあえず。
まずは、誹謗中傷の相手に連絡をとり交渉することです。
状況にもよりますが、もっとも丸く収まる理想的なパターンです。

 

例えば勘違いや誤解、わだかまり。
もしくは話し合いで解決するかもしれません。

 

ただ、相手がわからなかったり、目的や恨みを持っている場合は厳しいですね。
逆に刺激してしまい、新たなネタにされることもよくあります。

 

 

【2】サービスに連絡して削除してもらう

例えば無料ブログに書かれていたり、掲示板サービスの運営に依頼する方法ですね。
お問い合わせフォームや、削除依頼フォームから申請しましょう。

 

効果は運営者の判断次第ですが、こっそりとリスクなく行える削除依頼です。
これでも消える場合はありますので、まずは削除依頼でしょう。

 

 

【3】検索結果から削除してもらう

誹謗中傷のページがあっても、検索で出てこなければないのと同じ。
Googleが不適切、ポリシー違反と認めた場合に検索結果から中傷サイトを削除、非表示にしてくれます。プライバシー侵害や、著作権侵害なども対応してくれます。

 

ここでの成功確率は低いと思われますが、こちらもまずは削除依頼をしておきましょう。
Googleビジネスプロフィールのクチコミなどは、成功例はあります。

 

Google から個人情報を削除する

https://support.google.com/websearch/troubleshooter/3111061?hl=ja

 

 

Google 上のコンテンツを報告

https://support.google.com/legal/troubleshooter/1114905?rd=1#ts=1115655

 

※裁判の判決が出た後に、法的な権限をもって削除を依頼することもできます。
ただ通常は、判決がでたから書き込んだ本人が削除しますので、補助的な役割ですね。

 

 

【4】法的措置をとる

弁護士さんや業者さんに依頼する方法です。
法律にくわしければ自分で行うことも可能ですが、かなり難しいです。

 

たとえば削除依頼を内容証明で送る場合でも、個人名では相手がビビってくれません。
でも弁護士事務所が出す内容証明だと、それだけでビビって削除してくれることは多いです。

 

相手にも削除の意図が伝わる方法ですが、とても現実的です。
ただ弁護士さんなら誰でも方法を理解しているというわけではないので、業務として対応している誹謗中傷対策をしている業者さんを選びましょう。

 

プロバイダ責任制限法の簡略化 により、誹謗中傷を行っている人間の特定が容易になりました。
しかし従来は半年くらいかかった期間が、早くて2か月程度になるもの。
あくまで期間が短くなるだけで、触接的な削除には繋がりません。

 

ただ今後は、 侮辱罪の厳罰化 も行われ誹謗中傷は減っていくと思われます。
しかしこちらも、過去に書かれたウェブサイトが削除されるわけではありません。
被害者側が積極的に動いていく必要があります。

 

そしてこれらの法的な手段を行っても、対応できない場合があります。
例えばこのようなことは、よく発生します。

 

  • 法的に触れない表現で新たに書かれる
  • 法的な対応をしたことをネタにされる
  • 被害者が反応したことにより、忘れていたのにぶり返す

 

確実に犯罪に該当し、加害者も誹謗中傷をやめるならよいのですが、揉めるとややこしくなります。
そこで穏便に風評被害を検索から消し去るために行われるのが、逆SEO対策です。

 

 

【5】逆SEO

逆SEOの優先順位は、ここです。
まずは根本的に削除をして、それでもダメなら対応するのが逆SEOなのです。

 

これから基本的な作業内容を紹介していきます。
自分で行って成果がでればそれでよし。
逆SEO対策会社に依頼する場合も、手間と費用の参考になるでしょう。

 

まずは、【逆SEOとは】 を初心者でもわかるように解説します。